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パチスロ g1優駿倶楽部 画面 「タフじゃなければコンビニ経営はできない。優しくなければコンビニを経営する資格がない」……だけど、タフであり続けることも、優しくあり続けることも、簡単ではない。
ほとんどの人が一度は利用したことがある「コンビニ」。ニュースやデータからコンビニで何が起きているのかを、推理して、調査して報告します。筆者は大手コンビニの元本部社員、元コンビニオーナー。コンビニの表と裏を見てきた者だけにしか書けないコラムはいかがですか?
2016年4月、JT(日本たばこ産業)が主力ブランドの「メビウス(旧マイルドセブン)」と、旧3級品(※)と呼ばれるカテゴリーのたばこを値上げした。たばこの値上げは2010年10月以来、6年ぶりである。段階的ではあるが、筆者のような愛煙家にとって、値上げは悩ましい問題だ。
今回は、たばこの値上げがコンビニの売り上げにどう影響するのかを分析してみたい。
※旧3級品=専売納付金制度下において3級品とされていた紙巻たばこのこと。エコー、わかば、しんせい、ゴールデンバット、バイオレット、うるまの6銘柄がある。たばこ販売は減少傾向
少し過去にさかのぼって、前回のたばこ値上げ時はどうだったのかを振り返ってみよう。当時、筆者はコンビニのオーナーをやっていて、たばこ値上げの様子をブログに書いている。
以下のグラフをご覧いただきたい。数値は2010~2011年当時、筆者が経営していたコンビニ1店舗当たりのものである。
(筆者作成)
たばこの販売推移のグラフを見ると、値上げ直前に買いだめした人が多かったようで、値上げ直後の10月の販売数は激減している。一方、金額ベースでは、値上げ幅が大きかったこともあってか前年を上回る結果となった。
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